こんにちは!あいばです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
何かの奇跡でこの記事にたどり着いた方もいらっしゃると思いますが、
本記事をお読みの方はこのようなお悩みがあるのではないでしょうか
読者の悩み
- 新居の購入を検討し、快適な生活を築きたいと考えている方
- 建売仕様の詳細とコストに関する情報が気になっている方
- ブルーミングガーデンを検討している方
住宅購入は人生の中でも大きな決断の一つです。
この記事では、東栄住宅の建売仕様を詳しく公開し、ブルーミングガーデンの評判について解説します。
建売住宅などはその家の外観、立地、間取りはわかりますが性能まではよくわかりません。
実際に自分たちで家の仕様を決めているわけではないのでどのような断熱材を使用しているのかなど、あまり気にせず営業の方からオススメされたり、立地などで決める場合も多いと思います。
しかし実際に住んでから家の中が寒い、暑いなど見えない部分の不満が出てきたりします。
この記事は住宅購入後に後悔する方を少しでも減らしたいと思い、実際にブルーミングガーデンに住んでいる筆者が調べた内容を正直ベースで記載し読者の入居前後のギャップを減らしたいと考えています。
新しい家を手に入れる前に、その仕様、設計、性能、そしてアフターサービスについて知っておくことは非常に重要です。東栄住宅の建売住宅「ブルーミングガーデン」の魅力について実際に解説していきたいと思います。
- ブルーミングガーデンを忖度なしに評価
- 実際に購入した筆者の感想を記載
- 当時の仕様と変更されている部分を記載
結論:購入して後悔はありません
この記事を書くに当たって現在のブルーミングガーデンの仕様を調べましたが基準が見直され断熱性能が大きく向上していました。個人的に今の仕様であればここで書いた注意点も特に気にするレベルではないので間違いなくオススメできる性能になっているかと思いました。
私自身ブルーミングガーデンの出会いは2016年頃でした。
この記事を執筆しているのが2023年なので7年ほど住んでいます。
もちろん良いことばかりではありませんが、総評として住んで良かった感じています。
この記事をご覧になられた方のために、私自身が住んでみて感じたことや、良かった点などを共有し、一人でも多くの方の住宅選びの参考となって頂ければ幸いです。
良かった点
- 立地や価格、性能のバランスはとても良いと感じていること
- 同価格帯の住宅に比べ立地条件がよく、良い土地を選定していること
注意する点
長期優良住宅の断熱等級については基準が低いため、過度な期待をしないほうが良いこと
令和4年4月に基準が見直され仕様がわかっています。断熱性は当時より向上しています。
東栄住宅とは何か?
東栄住宅の概要
東栄住宅は、住宅建設の分野で活動する日本の企業です。
東栄住宅は、日本国内において優れた建売住宅を提供し、多くの家族に快適で質の高い住環境を提供することを使命としています。
東栄住宅とは
私たち東栄住宅は、飯田グループホールディングス株式会社の中核を担う分譲ビルダーです。長期優良住宅認定棟数が全国第4位、住宅性能評価を全棟取得、「土地仕入れ、地盤、設計、施工、販売、アフターサービス」に至るまでの自社一貫体制など、品質重視と実直な家づくりの姿勢を評価いただき、これまでに92,000以上のお客さまに選ばれてまいりました。
引用元:株式会社東栄住宅(https://www.touei.co.jp/)
飯田グループホールディングス配下のパワービルダーです。
建売を初めに注文住宅、土地など不動産系の事業も手掛けている会社です。
年間5,000棟数以上住宅を建てており、土地と建物がセットになっている分譲住宅(建売住宅)を手がける不動産会社のこと。一般的な価格帯よりも安い価格で販売しているのが特徴。
東栄住宅の建売住宅について
東栄住宅は他のパワービルダーと差別化を図るためか、以下の仕様を全棟で満たしているのがセールスポイントです。
- 全棟耐震等級3級を取得
- 全棟長期優良住宅を取得
一般的な住宅よりも高性能であるということを示す指標になります。
自然災害が多い日本でこのような性能指標を全棟で満たしているので、住む方に安心安全を提供しているということがわかります。
- 住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高い耐震基準のこと
- 震度6強〜7の大地震が起きても、軽い補修程度で住み続けられるレベルであること
- 長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅であること
- 通常の住宅より税金面で優遇されていること
ブルーミングガーデンとは何か?
ブルーミングガーデンの定義
ブルーミングガーデンとはなにか?どのような定義なのか?公式ページにはこの様に記載があります。
ブルーミングガーデンとは東栄住宅がお届けする分譲住宅のブランドです。
クラスを超えた高品質・高性能の住宅でありながら、お求めやすい価格で提供をする、総合力の高さとコストパフォーマンスには絶対の自信のある分譲住宅ブランドです。
引用元:株式会社東栄住宅(https://www.touei.co.jp/)
この文章から所謂東栄住宅の「独自のブランド」という理解であっていると思います。
価格と性能のバランスを取ったものということですね。
ブルーミングガーデンの魅力
繰り返しとなりますが、特に力を入れているのが以下のポイントですね。
やはり性能と価格の総合力ということが最大の魅力かと思います。
- 高性能(全棟耐震等級3級を取得、全棟長期優良住宅を取得)
- パワービルダーならでは豊富な間取り、土地とコストパフォーマンス
建売仕様とブルーミングガーデンの詳細公開
使用している断熱材とメーカー
- 高性能断熱材
(旭ファイバーグラスアクリア)
- 高性能断熱材
(メーカ不明)
屋根断熱の断熱材の厚さと性能
- 厚さ:90mm
- 性能:アクリアマット14K
- 厚さ:155mm
- 性能:不明
仕様の変更前後で厚さが「65mm」違います。
断熱材の性能までは公式HPに記載がありませんでしたが、断熱性能は大幅に向上していると思います。
屋根や天井の断熱材が暑くなると、夏場屋根から降り注ぐ輻射熱で二階が暑くなることを防げるのでこれは非常にありがたいです。
天井断熱の断熱材の厚さと性能
- 厚さ:90mm
- 性能:アクリアマット14K
- 厚さ:155mm
- 性能:不明
こちらも屋根同様仕様の変更前後で厚さが「65mm」違います。
断熱材の性能までは公式HPに記載がありませんでしたが、断熱性能は大幅に向上していると思います。
屋根や天井の断熱材が暑くなると、夏場屋根から降り注ぐ輻射熱で二階が暑くなることを防げるのでこれは非常にありがたいです。
壁の断熱材の厚さと性能
- 厚さ:90mm
- 性能:アクリアマット14K
- 厚さ:105mm
- 性能:不明
壁は工法で厚さが決まっているので、充填できる断熱材に限界がありますので、そこまで大きな差は無いように感じますが、断熱材の性能がわからないため断熱材の性能自体上がっていれば厚み以上に効果があると思います。
床の断熱材の厚さと性能
- 厚さ:80mm
- 性能:アクリアボード24K
- 厚さ:120mm(※1)
- 性能:不明
※1)外気に接する部分の厚さを記載
こちらは40mm程度厚くなっているのでそれなりに効果があると思います。特に冬の冷気は床から上がってくることが多いと思いますがこれならば少し安心できますね。
ただ1つ気になっているのが公式HPに「120mmは外気に接する床」という記載がありました。
一方で外気に接していない部分の断熱材は厚さは「80mm」という記載もありました。
この外気に接する床と、接しない床の差があまりわかりませんでしたので、実際に購入を検討される方は営業の方に聞いたほうが良いかと思います。
窓の性能
ここからは窓の性能について触れていきます。
どこの住宅にもある窓ですが、家の快適さを最も左右すると言っても過言ではないほど窓は重要です。
こちらの図の通り最も熱の出入りが激しいのが窓からになるため、断熱材を厚くすることはもちろん重要なのですが、それ以上に窓の性能を上げることが重要だと考えています。
- 窓枠の素材:アルミ
- ガラス:Low-Eペアガラス
- 窓枠の素材:アルミ樹脂複合
- ガラス:Low-Eペアガラス
旧仕様の参考
我が家では三共アルミの「MADIO P」が使用されていました。
同じメーカであれば新仕様は「MADIO M」が使用されることになります。
浴槽の性能
実は住宅を購入する上で見落としがちなのは浴槽のメーカーや性能です。
その理由として内見はするけど浴槽に入るなどは流石にできませんよね。
そういうところは建売では特にコストカットの対象になりやすいため、浴槽の裏側に断熱材がないこともあります。
ではブルーミングガーデンはどうなのか?実際に床下に潜ってみてきました。
- 浴槽の断熱材:なし
- 蓋:標準のロール式
- 浴槽の断熱材:あり(※2)
- 蓋:断熱蓋
※2)沖縄地域は浴槽の断熱材は無しと公式HPで記載されていました。
旧仕様の参考
我が家ではノーリツの「ユパティオ」が使用されていました。
これは浴槽の断熱材がない仕様ということに気づかずに、最も後悔してしまった点でした。
冬場はお湯の温度が早く下がりますので、頻繁に追い焚きが必要でまた浴室もかなり寒いです。
反面、新仕様では沖縄県以外の地域は断熱浴槽を使用していると公式HPで記載がありましたのそこは安心ですね。
玄関ドア
玄関ドアも窓と同様開口部のため、家の快適さを左右する非常に重要な役割を果たしています。
- 断熱性:不明
- 断熱性:断熱ドア
アフターサービスについて
定期的なアフターサービスを提供
住宅購入後から最大で30年メンテナンスが受けられます。
特に今の不具合や瑕疵などは見られていないので、アフターサービスの恩恵を受けている感じは無いのですが、購入する際は安心できるかと思います。
またアフターサービスは東栄住宅グループ会社「東栄ホームサービス株式会社」が請け負っています。
2023年現在、私の家では5年目の点検が終わっています。
点検の時期になると東栄住宅からハガキが来て点検の日程を調整し、その日程に訪問という形の流れで点検になります。
当日訪問時に名刺を受け取り、事前に点検のチェック内容を説明受けた上で、その箇所の点検を行っていきます。
作業中は特にこちらがすることはありませんが、床下、天井の点検口に入るので、床下収納がある場合は事前に収納されている荷物を取り除いていたほうがスムーズになります。
作業終了後は写真とともに点検した内容、点検した結果の説明を受け、確認した内容に問題がないことの署名を書いて終了になります。
作業は大体1時間程度で終わります。
アフターサービスの少し残念な点
アフターサービスの内容自体は特に問題はありませんが、点検に来ていただく方は作業リストを基に作業をするため良くも悪くも「作業をして終わり」感が若干感じられました。
実際にありましたが、点検の項目に「浴槽の水漏れを確認」等と記載があり、床下に潜って確認いただきましたが、その際に、浴槽の基礎断熱の入り口を戻し忘れていました。
特に経験が浅い方や、知識が無い方もいらっしゃるとは思うので、できればチェックリストに「点検後基礎断熱口を基に戻す」等と記載があれば、このようなことは防げるかと思います。
東栄住宅の公式HPでは住宅の性能基準について触れているので、断熱材の重要性などの教育は少しお願いしたいなと思いました。
もちろん真面目に点検はして頂いています。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
立地や内見では得られない情報や、2016年頃の旧仕様と2023年現在の新仕様との違いについて、どのように感じましたでしょうか。
住宅選びは人生でも最も大きな買い物のひとつであるため、これから住宅の購入を検討している方や、その可能性を模索中の方々に、この記事が参考になることを願っています。
私自身、この記事を執筆する際に、久しぶりに東栄住宅の公式ウェブサイトを訪れました。その際に、ウェブサイトの内容の充実度や性能基準の見直しに、正直なところ驚きました。
建売住宅は本来、注文住宅とは異なり、コスト削減が優先され、見えない部分が徹底的に節約の対象とされているという印象を持っていました。私が2016年頃に購入した際には、断熱性能に関する詳細な情報が欠如しており、「高性能、高断熱」といった簡略な表現しか見当たりませんでした。そのため、住んでから後悔する人々も多かったのです。
ところが今回、公式ウェブサイトで詳細な断熱性能が公開されていたことから、東栄住宅は購入者の声に真摯に向き合い、基準や仕様を見直していると感じました。こうした姿勢を持つ企業は、非常に信頼性が高いと考えます。
この記事を書くに当たって現在のブルーミングガーデンの仕様を調べましたが基準が見直され断熱性能が大きく向上していました。間違いなくオススメできる性能になっているかと思いました。
良かった点
- 立地や価格、性能のバランスはとても良いと感じていること
- 同価格帯の住宅に比べ立地条件がよく、良い土地を選定していること
注意する点
長期優良住宅の断熱等級については基準が低いため、過度な期待をしないほうが良いこと
令和4年4月に基準が見直され仕様がわかっています。断熱性は当時より向上しています。
参考:少しでも快適に過ごすために
住宅の購入はほとんどの方が人生で1回あるかないかだと思います。
自分の希望や家族の希望など詰め込みすぎると予算がオーバーしてしまうこともあり、なかなか難しいですよね。
このブログではそんな若干の後悔ポイントを前向きに捉え、自身でDIYすることで快適な生活を送れるよ内容を記事にしていますので、よかったらこちらもご覧ください
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