ポリカーボネート二重窓DIY：カインズ木材でFIX（はめごろし）窓を作成①

読者の悩み

この記事ではカインズの木材とポリカーボネートを使用しFIX窓用の二重窓の作成を行っていきます。
このような溝つき木材を使用し、比較的安価で効果的な二重窓の作成方法を詳しくご紹介致します。

以前紹介したこちらの記事では株式会社光のフレームキットを使用しDIYを行いましたので、まだご覧になられていない方は、是非こちらの記事も合わせてお読みください。

またYKKAPから発売されているプラマードUもDIYで取り付けています。選び方やガラスの種類などDIYをする際に役立つ情報を記載していますので、他の二重窓に興味があればぜひご覧ください。

結論：このようなはめ込み式の二重窓を作成します

作成前の準備

どうやって作成するか

これまで作成してきた窓はこの様に開閉が必要な窓であったので、キットを使用し開閉できるように作成しましたが、今回は取り付けるのはハイサイドライトと呼ばれ別名で「高窓」になります。

この窓の特徴として開閉する必要がないため、通称FIX窓と呼ばれています。

こちらの記事で紹介しているキットについては、引違いを前提としており、今回の用途には適合しません。

作成方法を考える

初めに考えていた案

当初考えていた案はこのような薄い木材は貼り合わせ、枠を作る方法でした。

この様に張り合わせ枠を作成し、この枠の中にポリカーボネートをはめることを考えていましたが、
DIYするにあたってやることが多く少し面倒だなと感じ諦めていました。

DIYで作成を諦めた理由

カインズで理想の木材との出会い

ある日、カインズホームで材料を物色していると、このような木材にたどり着きました。
他のホームセンターにも溝付の木材は販売されていたことは知っていたのですが、色付きの木材を見たのはカインズホームが初めてでした。

記事のタイトル通りこの木材で二重窓をDIYを行うのですが、決め手となったのは以下の４つの特徴があったことです。

決め手

これらの特徴を１つずつ見ていきましょう。

木材のためプラスチック製のメーカのキットより加工が容易

当然といえば当然ですが、DIYでは時に楽に実施できる方法を選択することも重要です。
そういう意味で木材はDIYで扱いやすいためありがたいです。

1820mmで598円と安価

こちらは以前作成した株式会社光のフレームキットの一部です。

バラ売りもされているのですが、少しお高めです。
カインズの木材だとほぼ同サイズで半額で手に入ります。

はじめから塗装されており、塗装の手間少ない

DIYでやるためにはできるだけ面倒なことは避けたい方もいると思います。

カインズの木材は以下の３種類がラインナップされているので、インテリアのテイストに合わせて選べそうです。。
無塗装であれば自分好みの色にもできる点良いと思います。

ただ塗装の仕上がりはそこまで良くないので実物を確認すると良いです。

溝付のためポリカーボネートがぴったりハマる

4mm厚のポリカーボネートがこの溝にピッタリ収まります。
このDIYの最大の難関がポリカーボネートをはめる溝をどのようにするかだと思いますが、その必要はなくはじめから溝にはめるだけで完成しますのでとてもオススメです。

他のラインナップとして同様の木材で6mmの溝が掘ってある木材もあるのですが、ポリカーボネートであれば4mmタイプがオススメです。

その他DIYに必要なもの

パッキン

作成したポリカ二重窓を窓にはめ込む際に隙間をなくし固定するための気密部材になります。
アマゾンで良さそうものを見つけ購入しました。

ゴムとスポンジの中間みたいな素材で、隙間を埋めしっかり密着してくれます。

ポリカーボネート

4mmタイプのものであれば今回の木材にピッタリハマります。

まとめ：取り付ける窓の種類に応じて適切な作成方法を選択する

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事ではFIX窓への二重窓取り付けの為の準備編として「カインズの木材」の特徴を見てきました。

次回以降この木材を使用し二重窓をDIYしていきますが、改めてカインズの木材の特徴をご紹介したいと思います。

次回はこの木材を利用してFIX窓用の二重窓を作成していきます。
ポリカーボネートが余ったためより断熱を高める為の方法も合わせてご紹介致しますので、こちらも是非ご覧ください。