なぜ「二階が暑い?」暑さに悩まないための対策ガイド。原因は◯と◯◯◯!

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あいば

こんにちは!あいばです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
何かの奇跡でこの記事にたどり着いた方もいらっしゃると思いますが、
本記事をお読みの方はこのようなお悩みがあるのではないでしょうか

読者の悩み

  • 夏場、とにかく二階が暑い。
  • エコンの風が苦手で夜寝る時に、エアコンを切りたい。

近年、夏に真夏日や熱帯夜が続くことが多くなりました。特に昼間は40℃を超える地域も出てきました。

あいば

熱帯夜が当たり前過ぎて、逆にあまり熱帯夜という表現は聞かなくなりました。(笑)

熱帯夜とは

熱帯夜(ねったいや)は、日本の気象庁の用語で、「夜間(夕方から翌朝まで)の最低気温が25度以上のこと。

引用元:Wikipedia

住宅事情は人それぞれ異なりますが、我が家は二階建てで、二階には寝室や子供部屋があります。

現在、私の仕事部屋として使用しているこのスペース、夏場になると極めて暑くなります
その暑さの度合いは言うまでもなく、昼間外出して帰宅し、二階の温度計を見ると、室温が35℃以上にも達することさえあります。

もちろん、この暑さのため夏場はエアコンを切って寝るわけにいきません。
エアコンを切って寝ると、寝てから2時間も経たないうちに、暑さに目を覚ますことも度々ありました。

おそらく、この記事を閲覧している方々も、似たような悩みを抱えているのではないでしょうか。私たちの家庭で実際に試して効果を感じた対策を、この記事で共有し、少しでもお役に立てればと願っています。どうぞお付き合いいただき、詳細をご覧ください。

この記事の対象者
  • 夏の暑さ対策に悩んでいる方
  • 夏を快適に過ごしたいと考えいる方
  • 光熱費を少しでも抑えたいと考えている方
目次

結論:二階が暑い原因は「窓」と「屋根裏の輻射熱」

1つ目の原因は「窓」

まずはこちらの図をご覧ください。
窓からの熱の流入・流出を表しているものです。

特に熱の出入りが大きい窓は

アルミ素材を使用している窓が最も熱の出入りが大きいため、夏は触れられないほど熱くなり、冬はとても冷たくなります。

2つ目の原因は「屋根裏の輻射熱」

1つ目の原因として「窓」について触れましたが、二階というのは屋根裏からの輻射熱も大きく影響を受けます。

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輻射熱とは

輻射熱の特徴は熱線(電磁波)が何らかの物体に当たった際に熱が発生します。電磁波のため空気に影響されず、冷たい風が吹く屋外でも熱が直接伝わります。建物内の熱の多くがこの輻射熱の影響によるもので、夏の暑さ対策をする上で、輻射熱対策は欠かせないと言えるでしょう。

引用元:サーモバリア(https://www.e-lifetech.com/)

夏場、太陽の日差しはかなり暑いですよね。屋根は遮るものが無いため、直射日光にさらされてしまい表面が高温になります。その熱が輻射熱として屋根裏に留まります。
そして時間とともに二階の居室部分まで熱が伝わり、二階全体が暑くなるという仕組みになります。

窓の暑さ対策

ではここから現実的な対策をご紹介します。

いくつか手段や方法はありますが、実際にDIY可能な範囲での対策をご紹介します。
他に考えられる対策としては、庇を長くするなどありますが、これから新築する方やリフォームが前提となるため今回そのような方法は除外してご紹介します。

結論窓の暑さ対策は、こちらの2つになります。

  • 直射日光を遮る。(遮熱)
  • 入ってきた熱を室内に伝えない。(断熱)

では1つずつ詳細を見ていきます。

窓の暑さ対策①:直射日光を遮る。(遮熱)

積水遮熱クールアップ取り付け後の日光の入り方の比較

この方法もいくつか対策品はありますが、私が最もオススメするのは「セキスイ遮熱クールアップ」になります。

遮熱クールアップとは

遮熱効果は窓から室内へ差し込む直射日光を約11℃カットすることによって室内の温度上昇を抑制します。

遮熱性:夏もしていない窓℃比べて11℃カット
赤外線:62.4%カット
紫外線:78.3%カット

積水ナノコートテクノロジー株式会社(https://sekisuinct.co.jp/coolup/)
画像出典;積水ナノコートテクノロジー株式会社(https://sekisuinct.co.jp/)
画像出典;積水ナノコートテクノロジー株式会社(https://sekisuinct.co.jp/)

実際に取り付けた効果や、他の製品との比較検討は、こちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

窓の暑さ対策②:入ってきた熱を室内に伝えない。(断熱)

もう一つの対策としては窓を「二重窓」にすることです。

二重窓にすることにより、外から入り込む熱を、室内に伝えづらくなり、結果として冷房効率が上がります。

二重窓は様々な方法で取り付けができますが、まずお手軽に効果を試したい方向けの方法をご紹介します。
それがポリカーボネートを使用しDIYで取り付ける方法になります。

こちらも以前DIYをした方法を記事にしているのでぜひご覧ください。

またこちらに掲載した画像はYKKプラマードUの取り付け後の写真になります。
取り付けもDIYで私自身が行っているため、より「性能が良い窓を取り付けたい」、「見た目がよい窓を取り付けたい」など、より一層性能を向上させたい方はこちらに選び方や、取り付けの記事も書いていますのでぜひご覧ください。

輻射熱対策はできるのか

結論としては可能です。実際に我が家も以下のすべての対策は実施済みですが屋根裏に入る必要があるので、窓の対策に比べるとどれも難易度は高くなります。

ではどのような対策が取れるか見ていきましょう。

  • 屋根裏に熱を入れないようにする。(熱を入れない)
  • 二階の居室部分に熱を伝わりづらくする。(熱を伝えない)
  • 屋根裏に熱を溜めないようにする。(熱を溜めない)

それでは1つずつ具体的に見ていきましょう。

屋根裏に熱を入れないようにする。(熱を入れない)

この対策は、銀マットやアルミマットなどと熱を反射させる素材を屋根裏に貼り付けるという方法になります。

実は屋根裏の輻射熱対策は専用の対策品(建材)が結構出ています。
本来であれば施工時にメーカーの基準に合わせて施工しておくものですが、メーカの基準や標準仕様に含まれていないことも多くあります。

後付もできなくも無いため、後から施工する場合はこのようなものを購入しDIYするしかありません。

ハサミでカットできるので非常に扱いやすい遮熱シート

コルゲート板紙に熱線反射アルミフィルムを貼った製品です。 垂木間にタッカー針で簡易に留めつけることができます。

こちらの対策は、私も実施済みの方法になりますので、今後ブログの記事にしたいと思います。

二階の居室部分に熱を伝わりづらくする。(熱を伝えない)

この対策は、今ある断熱材の上に更に断熱材を重ねて、熱を伝わりづらくするという方法になります。

断熱材はホームセンターやネットで購入できますので、この中では最も簡単かもしれません。

高性能グラスウールです。従来のグラスウールに比べて耳幅が広くなっており、施工性に優れています。

こちらの対策は、私も実施済みの方法になりますので、今後ブログの記事にしたいと思います。

屋根裏に熱を溜めないようにする。(熱を溜めない)

画像出典:三菱電気(https://www.mitsubishielectric.co.jp)

この対策は、屋根裏に換気扇を設置し、屋根裏に溜まった熱気を排出するという方法になります。
※結論この方法が最も効果を実感できました。

実は三菱電機さんから、専用の対策品が出されています。

速結端子接続・換気によって屋根裏の熱気を排出し、夏場の夜間(2階)の快適性を向上・ダクト配管不要の軽量・簡易据付タイプ

どういう原理なのかというと、二階の天井部分に換気扇を設置し、屋根裏に空気を送ります。

画像出典:三菱電気(https://www.mitsubishielectric.co.jp)


送った空気は押し出されて、このような軒先の換気口から熱が出ていくという仕組みです。
実際に夏場に軒先の換気口に手を当てると暑い空気が流れているのがわかります。

軒先換気口

こちらの対策は、私も実施済みの方法になりますので、今後ブログの記事にしたいと思います。

まとめ:快適な夏を手に入れよう

最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事では、二階の部屋が夏になるとなぜこんなにも暑くなるのか、そしてその暑さにどのように対処するかについて詳しく探求しました。
二階の部屋が炎暑になる現実に立ち向かうために、具体的な原因を解明し、効果的な対策方法を紹介しました。

すこしでも熱暑から解放され、快適な夏を迎えるために、以下のポイントを振り返りましょう。

  • 窓からの熱の流入が大きいため、初めに窓を徹底的に対策を行う。
  • それでも暑い場合、屋根裏からの輻射熱による場合があるため、断熱の強化や換気を考える。

二階の暑さに立ち向かうための対策は、家庭や環境によって異なりますが、この記事で紹介したアイデアと知識を活用することで、より快適な夏を過ごす手助けとなれば幸いです。

特に屋根裏換気扇の取り付けは、ランニングコストは掛かりますが効果抜群でした。

この屋根裏換気扇の取り付けについては、いずれ別の記事に書きたいと思います。

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この記事を書いた人

あいばです!仕事でできないものづくりをプライベートで実現するため、ブログをはじめました。

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圧倒的な使い心地を追求し、SWELLは日々進化しています。

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