こんにちは!あいばです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
何かの奇跡でこの記事にたどり着いた方もいらっしゃると思いますが、
本記事をお読みの方はこのようなお悩みがあるのではないでしょうか
読者の悩み
- 冬が寒くて体調を崩しやすい
- 暖房が手放せず乾燥する
- 冬の光熱費が高い
この記事では以前ご紹介した中空ポリカ(ポリカーボネート)を使用した二重窓の作成を行っていきます。
具体的な手順になりますので、実際の効果や選定した製品の比較、根拠などはこちらの記事に掲載していますのでまだご覧になられていない方はぜひご覧ください。
またカインズの木材を用いてFIX窓用の二重ならぬ三重窓を作成しより断熱効果を向上させた内窓もDIYで作成しています。YKKAPプラマードUをDIYで取り付けた記事も掲載していますので冬の断熱向上に興味がある方は合わせてご覧ください。
- 二重窓のDIYを考えている方
- 断熱向上に興味がある方
- 冬の光熱費を少しでも節約を考えている方
結論:今回はこのような窓をDIYで作成します
作成に必要な道具
購入した製品
今回取り付ける窓のサイズが小さめなので、こちらの小窓用を購入しました。
小型窓用
中型窓用
大型窓用
DIYで使用する道具
使用する道具類です。
大体どの家庭にもあるものかと思いますが、以下のポイントに気をつけると仕上がりがより一層キレイになります。
キレイに施工するポイント
- フレームをカットする際にマイターボックスを使用すること。
フレームの切断面が直線になるため、組み合わせたとき隙間がなくキレイに仕上がる。 - ポリカーボネートをカットする際にカッターの刃を新しいものに変えておくこと。
カットする際のズレがなくなるため、組み合わせた時に隙間がなくキレイに仕上がる。
替刃
取り付け前準備
取り付け場所の確認
今回「株式会社 光:簡易内窓フレーム」を取り付ける場所はこちらになります。
説明書を見る
まずは説明書を見ましょう。
こちらに公式の説明書をリンクを張っておきます。
窓枠の内寸を計測
まず説明書に記載の窓枠の内寸を計測していきます。
縦枠の長さを計測
縦は左側、中央、右側の3箇所で計測と記載があるので、その通り計測します。
取り付ける窓枠が歪んでいる場合があるので、この3箇所の最短に合わせないと窓枠が入らないためですね。
横枠の長さを計測
横枠は上部と下部のそれぞれで2箇所計測します。
対角線の長さを計測
これは直角精度確認の為に図ります。
これですべての計測は終了です。
説明書どおりに記載する
今回計測した結果を説明書に記載しました。
直角精度含め、すべての寸法で誤差5mm以内なのでこのまま部材をカットしていきます。
このとき各寸法の誤差が5mm以上ある場合は、取り付けられない可能性が高いため注意してください。
横カバーをカット
ここから購入した部材をカットしていきますので、初めに説明書に従いカットの寸法を計算します。
計測した窓枠の高さの内寸が303mmでしたので、今回は1mm短く「302mm」でカットします。
ノコギリでカットしますが、マイターボックスなどを使用するとキレイに切れます。
マイターボックスとはこのようなノコギリの刃を通すガイドがついてる道具です。
これを使うとキレイにまっすぐカットできます。
私は木材用のノコギリでカットしましたが、やはりすこし誤差がでました。
可能であればこのようなプラスチック用のノコギリを使うとキレイに切れると思います。
上下レールをカット
続いて上下レールのカットになります。
上下レールも説明書に従いカットする寸法を計算します。
これは左右のカバーの内側に上下レールが入るので、4mm程度短くカットする様に記載があるので、その様に切ります。
レールがある面をカットするとレールの凹凸で切りにくいのでこの様に裏返すと良いです。
ポリカーボネートをカット
続いてポリカーボネートをカットします。
こちらも説明書に従いカットする寸法を計算します。
計算ミスに注意してください。
ポリカーボネートはカッター使用してカットします。
ホームセンターなどで材料をカットする場合は、カットサービスが使えるのでキレイに仕上がります。
そうでない方は手でカットすることになりますが、ポリカーボネートのカットにコツがあります。
力を入れて切るのではなく、何回も同じところをなぞってカットするとキレイにカットできます。
カットしたポリカの溝の入り口はアルミテープや気密テープで塞いでください。
この様に塞ぐことで中の空気の移動を抑え、断熱効果の工場が見込めます。
フレームをカット
縦フレーム
続いて縦フレームをカットします。
特に難しいことはなく同じくマイターボックを使用してカットしてください。
横フレーム
最後に横フレームをカットします。
ここも計算間違いに注意してください。
フレームカット後
フレームにポリカーボネートをはめる
いよいよフレームの組み立てになります。
まずこの様にカットしたポリカに左のフレームをはめます。
上から見るとこんな感じになっています。
グッと置くまで差し込み、フレームの置くまでポリカが来ていればOKです。
フレームの湾曲している部分が開閉時の取っ手の役割をしますので、この画像では上が室外側、下が室内側になります。
またこの画像で分かる通りネジなど使わず、フレーム自体がポリカをホールドしていることがわかります。
続いて上下のフレームをはめます。
まずは下側からこの様に一度にはめるのではなくスライドさせてはめるとやりやすいです。
同じ要領で上側もはめました。
最後に右のフレームをはめて終わりです。
仕上がりを見ていきましょう。
こちらは左下ですが、切断面もまっすぐキレイにカットできており、隙間もほぼありません。
右下ですが、直線ではあるものの、少し隙間が空いています。
おそらくですが、木材用のノコギリでカットしたため少し誤差がでたものだと思います。
冒頭でも説明しましたが、このような仕上がりに影響しますので、せっかくDIYするのであれば
マイターボックス、ノコギリ、ヤスリなどを使用してキレイに仕上がるようにするのが良いと思います。
窓枠に取り付け
最後の取り付けになります。
カットした材料を窓枠にはめていきます。
まずは左右のカバーからはめます。
取り付け自体は両面テープで行いますが、先に仮組みするのが良いです。
カットの時に1mm短く切ったのでこれくらいの収まりであれば問題ないです。
続いて下部のレールを先に取り付けます。
このよう形で横カバーの内側に入れます。
上下のカバーは無理に入れると破損するので、無理そうであれば再度カットし直しましょう。
横カバーがあるので多少短くても、隙間は隠れるのでそこまで問題はないです。
下部のレールがはまったら、上部のレールをはめていきます。
この様に横カバーの内側に入れて上方向にスライドさせながらやるとはめやすいです。
この様に枠が全て収まれば最後の仕上げです。
最後の工程です。
最後は障子を取り付けるので、先に上レール側を入れて持ち上げて押し込めばうまくはまります。
このとき通常の窓と同じく、左の障子が奥に来るようにすると良いです。
最後に右側も取り付けて終わりになります。
完成
こちらが完成した光社の二重窓になります。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事では「株式会社 光:簡易内窓フレーム」のキットを使用したDIYを画像多めに説明してきました。
近年光熱費の高騰化で家計の負担が増加する中、このような製品が手軽に手に入るのは良いと感じました。
今回取り付けた窓は非常に小さいものでしたが、キットは大きめの窓にも対応しているものもあるため、設置する場所によって選択できる良い製品と思いました。
冬の光熱費に悩む方や、住宅の快適性を向上させたい場合に非常に有効な製品だと思いますので、ぜひDIYでチャレンジしてみてください。
小型窓用
中型窓用
大型窓用
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